なぜ、「死ね」という言葉を使ってはいけないのか。
youです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
さて、昨日の記事
何かにつけて「死ね」という子供にどう対処するのか
という問題ですが...
どんな人に対しても、「死ね」なんていう言葉を言ってはいけない。
人を傷つけてしまう言葉だから。
というのが一般的な声のかけ方だという
認識を持っている方が大半だと思います。
しかし、私は
(ネガティブな言葉全般に対してですが)
人が発する言葉には、当の本人にとって
ものすごく大きな影響があると考えています。
実は、人の脳というのは
主語を認識できないという特徴があります。
無意識の中では、言葉の主語というのは
いつでも、「今、ここ、自分」なのです。
ということは、
「死ね」という言葉を発する子どもは
知らず知らずのうちに自分を殺している。
言い換えれば、自分で自分を
生きる価値のない人間だと
自分の言葉で自分自身を洗脳しているのです。
これって、考えてみるととても恐ろしいことですよね。
卑屈な言葉というのは
その人をどこまでも卑屈にしてしまうものだし
セルフイメージ(自分が自分に対して持つ思い込み)を
知らず知らずのうちに下げてしまうものです。
教員時代、そのような言葉を発する子どもを多く見てきましたが
「死ね」という言葉を発している子どもは
目を背けたくなるような表情をしていたのを覚えています。
自分の内面を変えるためにまず必要なことは
自分が発する言葉を見直すことなのです。
子どもだけではなく、私たち大人も
言葉が持つ力を見直す必要がありますね。
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