セルフトークを変えるレッスン②
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
さて、前回の続き
自分が自分に発する言葉が
自分の人生をつくる一番のベースになるという話を
続けてしていますが
今日は、もう一つ、言葉に関するワークを紹介していきます。
二人で行うこともできますが、
自分で自分に質問を繰り返すことで実践することもできますので
ぜひ、取り組んでいただきたいと思います。
ワーク(質問する人:Aさん 答える人:Bさん)
(二人で行うことを前提に書いていますが、
お一人で自問自答して行うこともできます。)
①Bさんの口癖になっているネガティブな言葉を一つ出してもらう。
(例:どうせ私なんて、何をやってもうまくいかない。)
②ここからは質問と、回答が続きます。下の通りにやってみてください。
A「何をやってもうまくいかないと思っているんですね。
何をやってもうまくいかないと言うことで、何が得られますか?」
B「(例)失敗してもどうせ私がやったことだから...と思えます。」
A「(例)失敗してもどうせ私だからと思うことで、何を得られますか?」
B「(例)自分を守っているような気がします。」
A「(例)自分を守ることで、何を得られますか?」
B「(例)安心感を得ようとしていると思います。」
↑この答えにフォーカスしてみましょう。
A「(例)では、Bさんが安心感を得るために何か前向きになれる
言葉を使うとしたら、どんなものがありますか?」
B「(例)...『大丈夫』ですかね。」
③Bさんの答えが出たら、
その言葉を使うことで、どのような未来が作れるかを考えてもらいます
(フューチャーペーシングと言います)
A「(例)大丈夫。いいですね。
そうしたら、『どうせ私だから』という言葉ではなく
『大丈夫』という言葉を使うことで、Bさんの未来はどのように良くなりますか?」
B「(例)自信を持って仕事もできるし、プライベートも前向きになると思います。」
注:必ずしも上と同じような答えが出るとは限りません。
以前、どのような悪習慣やネガティブな行動にも
肯定的な意図が隠れているのだという話をしましたが
上のワークでは、まさに、ネガティブなセルフトークを繰り返す人に対して
肯定的な意図を見出す作業をしました。
このワークは、好ましくない行動をとる人にも同じように行えます。
不登校やひきこもりにおいても
その事実だけを後ろ向きに捉えてしまっては、
状況はさらに悪化するだけなのです。
お子さんや、当事者の方が
『本当はどうしたいのか』に気づくだけでも
前に進める要素が見つかることは、よくあることです。
これからも、生き方を変えていくためのワークを紹介していきます。
学校生活や人間関係に傷つき
不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために
日本人にあったメンタルトレーニングと
教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かした学習指導・進路指導で
過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、
生き方発掘トレーナーとして活動中。
現在、引き子ひきこもり・不登校ティーンズのための
行動変革・生き方発掘プログラム (メール講座 完全無料)を作成中。
-Coming soon-
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