本当の指導力って?
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
今日は、『指導力』について考えていきましょう。
子どもに関わる大人にとって、
子どもを指導するということは、必須科目。
どのような指導が子どもたちの心に響くのか。
何をもって本当の指導ができるのか。
私なりの考えを書いていきたいと思います。
私が教員として働いていた自治体では、
『理想の教師像』の中に、こんな項目がありました。
『実践的指導力を身につけた教師』
(文面は違うかもしれません)
当時、職場の飲み会の席などに行くと
生徒を自分の意図するままにコントロールできれば一人前
なんてことをよく言われていました。
生徒指導の場面でも
「もっとガツンと怒鳴りつけなければ、言うこときかなくなるよ?」
そんなご指摘を受けたこともありました。
悪態をついたり授業妨害を繰り返す生徒に対して、
廊下に引きずり出して
「ふざけんじゃねぇテメェ!」
なんて怒鳴りつけたこともありました。
だけど、何かが違う。
経験がないながらも、強烈な違和感を感じていました。
私自身、メンタルを壊して、回復する過程で
今の仕事のベースとなる心理学やコミュニケーションを学んでいくうちに
その違和感の正体が分かりました。
本当の指導力とは何か、突き止めることができたのです。
それは
その人に望ましい未来を見せてあげること
例えば、力で押さえつるだけの指導の場合
一時的には言うことを聞くかもしれない。
ただ、この場合だと、
同じことを繰り返す場合が実に多かった。
そして職員室でも
「あいつは何度行っても同じことの繰り返しだ。」
なんていう会話が繰り返される事態になるのです。
自分がやったことに対して反省させることは確かに大切です。
ただし、それだけではなく、
反省した先にどのような考え方を持ち
どのような未来を生きていくかを考えさせることこそが
子供の指導には必要なのではないでしょうか。
これは問題行動を繰り返す子どもだけに限った話ではありません。
不登校やひきこもりに悩む当事者やご家族にとっても一緒のことなのです。
以前、学校や社会へ復帰することだけが
ゴールではないという記事を書きました。
仮に無事に学校や社会社会へ復帰できたとしても
その先がはっきりと見えていなければ
根本的な解決にはならないと私は考えます。
本人が何を考え、どんな未来を望んでいるか。
そしてその未来が達成されて、どんな生き方ができるか。
それらが明確になって初めて、
社会や学校へ復帰するための第一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
学校生活や人間関係に傷つき
不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために
日本人に合ったメンタルトレーニングと
教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かした学習指導・進路指導で
過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。
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