子どもの「価値」を引き出してあげるために
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
急に涼しくなりましたね。
朝のニュースで
北海道では初雪が降ったという話題もありましたが
季節は確実に移ろっていますね。
いよいよ秋本番
この季節、みなさんにとって楽しみなことは何でしょうか?
それでは、今日の本題へ。
人はそれぞれ、その人にしか持っていない価値を持っていると
私は強く信じています。
不登校だったり、ひきこもりの当事者になっている子どもたちも
当然、価値ある存在として受け入れられなければなりません。
私が学生の頃、出会った先生がこんな話をしてくれたことがあります。
「ダメな子どもはいないんだ」
頭ではわかっていたつもりだったのですが、
問題を起こす子は問題児でしかない。
その子たちが持つ価値までも気づくことが、長い間気づくことができなかったのです。
視野が狭かったのでしょう。
自分のことだけで精一杯の情けない先生でした。当時は。
子どもたちそれぞれが持っている価値は、どんなものなんだろうか。
私自身が、そのことについて気付かされた出来事がありました。
以前出会った、非常に問題のあるA君という子がいました。
私も含めた大人は
「どうしようもないな、アイツは…」
の一言で片付けてしまう日々。
フォーカスポイントが
A君=問題児
というところに定まって動かなかったのです。
しかし、突然、私の考えを覆す、ある事件が起こりました。
そこで目の当たりにするのです。 子どもそれぞれが持つ価値っていうものに。
実はA君は、周りのことをよく考えていて
我々が思っている以上に友達思いで信頼も厚かった。
大人が見ることができなかったもう一つの顔が、A君にはあったのです。
知識や経験が増えていくおかげで、
どうしても大人になってしまうと
ルールや規範に染まった考え方しかできなくなります。
だから、子どもを指導する立場になると
あれがダメだ、これがダメだ。
あなたはこうだからダメなんだ。
どうしても、否定することを優先してしまう傾向がありますよね。
「この子にはどんな良いところがあるのだろう?」
こんな質問を自分にしてみてください。
子どもの可能性を伸ばすこと
それは、子供が持つ価値を積極的に認め
伸ばしてあげられるような声がけをしていくことだと私は強く感じています。
以前書いた子どもたちへのメッセージ、再掲させていただきます。
子どもたちへ。
あなたたちは、自分についてどんなイメージを持っているだろうか。
自分に何か価値は無い。 自分は何もできない人間だ。
どうせ自分なんて
ドウセジブンナンテ...
もしそんなイメージを持っていたら、
今すぐにその想いを捨ててほしい。
闇の中へ葬り去ってほしい。
自分には価値が無い。 そんな思い込みは、100%ウソなんだ。
これは自信を持って、世界中どんな人に対しても言える。
だって、生きている価値を持っていない人なんていないんだから。
この世に一人たりとも、そんな人はいない。
例えば、君たちが友達と一緒にいるとする。
君とのおしゃべりで、友達が笑顔になった。
それは、君が友達に価値を与えている証拠。
友達にとっては、君の存在がかけがえのない価値になるんだ。
君たちのご両親も、
君たちのために美味しいご飯を作ってくれたり、必要なものを買い与えてくれたり。
そして、君たちが食べていくために、一生懸命働いてくれている。
でっかい価値を感じないか?
世界は、生きる人たちそれぞれの価値が重なり合ってできている。
改めて、君たちにはどんな価値があるだろう?
必ず答えはある。
学校生活や人間関係に傷つき
不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために
言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと
教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして
過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。
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