なぜ?ではなく、どのように?という問いかけを大切にしよう

 不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。 本日もお越しいただき、ありがとうございます。 


人間関係対し対してももちろん重要ですが

大人と子供の関係においては

特に大切になってくる考え方をシェアさせていただきます。



どんな人でも、どんな状況においても一瞬一瞬で最善を尽くしているんだ。

ということ。

今、ここの我々の姿が、その時点での最善の姿なのです。 

それが良かろうが悪かろうが 

その状況を否定的な見方で見ることは、 

今あることのすべてを否定してしまうことに他なりません。 

なぜこうなのかに目を向けるのではなく 

今の状況をよりよくしていくためには、

何をすれば良いのかを考えていく必要があると考えます。 


Why?ではなく、How?の考え方が大切になってきます。


F1レーサーは一番初めに、

どのように向かいたい方向を見て運転するのかを学ぶといいます。

実は時々大きなニュースに出てくる交通事故も、

目の前に迫ってくる障害物に無意識のうちに焦点が入ってしまい起こると言われています。 


こんな経験はありませんか?

自転車に乗っていて、反対方向から別の自転車が向かってきた。

避けようとしても、向かってくる自転車に無意識のうちに焦点が入ってしまい、

フラフラとしているうちにぶつかりそうになる。 

(あるいは本当にぶつかって怪我をしてしまう)

それと同じように、人の心も、

ネガティブな事実だけに意識が動いていれば、

考え方も泥沼にはまってしまうことが往々にしてあるのです。 

否定的な考え方からは、否定的な事実しか見つけることはできません。 


小学校の頃、不登校を繰り返していた時期や、

実際精神を壊していたどん底の時期を思い返してみても、

自分に投げかけていた問いかけは 


「どうして自分がこんな目に?」

「なんで自分にはこんな惨めな現実しかやってこないの?」 


こんな感じのものばかりだったような気がします。 

今となって考えてみれば、

対向車線から猛スピードで直進してくる巨大なトラックをガン見しながら

車を運転していたようなものだったと実感しています。 

これじゃあ、どんなに事故に遭いたくないと思っていても、

気がついたら乗っている車はぺしゃんこになってしまうのは容易に想像がつくと思います。 


良い方向へ行くためには何が必要か?どうすればいいのか?

このことに目を向けていけば、

必ず良い方向へ向かうためのヒントにたどり着くことができます。 

私も、

「どうすればこの状況を乗り越えることができるだろう」

「新しい生き方を想像するには、何が必要だろう」

と自分に問いかける癖を少しずつつけていきました。

それが今の自分を作っていると確信しています。

魔法を使ったワケでもドラえもんの道具を使ったワケでもない(当たり前だ!)

ただ、違う角度から物事を見る考え方を身につけた。

それだけです。

不登校やひきこもりの状態に陥ってしまったという現実も、

実はもっと良い方向に向かいたい 

より良い自分に向かいたいというメッセージが隠れている場合が多いのです。 

以前、すべての物事には肯定的な意図があるということを書きましたが 

今のあるがままの姿を 「それでいいんだよ」 と受け容れてあげること 

そして、 本当の自分はどうありたいのか 何をすれば、

何を考えれば 物事が良い方向に進んで行くのか 

目の前の子どもと一緒に考えていくこと。

これが我々の責務なのではないでしょうか。




学校生活や人間関係に傷つき 

 不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために 

言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと 

教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして 

過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、 

不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。 

Ray of Hope〜傷ついた人こそ輝ける!

読んでくださるすべての方々に、前向きな生き方のヒントをお届けできるブログを目指しています。

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