確実に前に進むために必要な考え方。

不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。 

本日もお越しいただき、ありがとうございます。 

今日は久しぶりに学びに来ています。

若干冷房にやられており、くしゃみが止まりませんが

引き続き皆さんに自分のメッセージを届けられるように

たっぷり学んでこようと思います。




さて、今日の本題。

確実に前に進むために必要な考え方をシェアします。


物事が「ない」状態から「ある」状態にシフトすること

つまり、0から1の状態にすることって

すごく難しいことだとお思いの方は多いはずです。

不登校や引きこもりに悩んでいるお子さんにとっても、

このことは非常に困難を伴う作業ですよね。

家から出られない状況から学校や社会に復帰する。

当の本人からしてみると、非常に高いハードルを乗り越えていかなければならない

肉体的にも精神的にも想像を絶する労力を必要とします。


ここで私の実体験をお伝えしたいのですが

絶賛不登校だった小学校時代

親には

「怠けてるんじゃない!学校へ行きなさいっ!」

と、半ば強引に学校へ行かされるワケです。

ゼロの状態からいきなり1を要求されてしまうと

精神的なプレッシャーは耐え難いものがありました。

(まあ、当時はそれが当たり前でしたからね...)

結果どうなるか。

通学路の途中何時間もでうずくまり、

しばらく経って家に帰ってからまた

「なんで学校へ行けなかったの!!」と怒られ...

そんな繰り返しでした。

精神を病んでしまった数年前も

休職期間が満了したから、治ってもおらず、薬も増やされ続ける中で

一応の復帰をしたんです。

しかし、一週間の出勤が精一杯で

さらに悪化させてしまい、

以降、より激しくなった自死衝動に苦しめられながら

もう1年半再休職という事態に陥ってしまった。


傷ついていたり、不安だったり

長く外に出ていない状況下にある時

そんな、精神的にマイナスになっている状態で

0の状態を1にすることは、困難極まりないことです。

言うなれば、真冬の一番寒い時期に

半袖短パンで雪山登山に行くようなものなんです。

途中で動けなくなってしまうのは、容易に想像できることです。

これと同じように、

学校へ行けない。外へ出られない。

その事実があった場合、いきなり学校へ行かせたり、外へ出させるのは

お子さんへの負担になるばかりではなく

かえって逆効果になってしまう場合が非常に多いのです。

子どもに期待を寄せることは、大人としては当然のこと

その思いの裏には

「確実に前に進んでほしい」

と言う願いがあるということも理解できます。


そこで、こんなことを提案します。

ゼロの状態からでも、何かが「ある」状態を作ることは

実はそこまで大変ではないのではないかと私は考えます。

0から1を目指す必要はないのです。

0.1でもいい

0.001でもいい

0.0001でもいい

いや、0.000....1でもいいかもしれません。


ほんの少し、ベイビーステップでもいい。

何かを「やった」という事実を作って、そこにフォーカスしてあげることが

確実に前に進むために必要な考え方だと強く信じるのです。

(もちろん、精神的に落ち着いた状態になってからというのが大前提です。

 気分がマイナスの時は、とにかく傷を癒すことに専念することが大切)


外に出ることが1の状態であれば

靴を履くだけでも、

寝間着から普段着に着替えるだけでも

上着を着ることだけでも

「行ってきます」と口に出すことだけでもいいかもしれないですね。

学校へ行くことが1の状態であってもそう。

机に置きっぱなしだった筆箱を

通学カバンに試しに入れてみるだけでもいいのです。


千里の道も一歩から。そんな言葉がありますが

ほんの小さなことの積み重ねからでも

ほんの小さな一歩からでも

確実に前に進んでいるのです。




学校生活や人間関係に傷つき 

不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために 

言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと 

教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして 

過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、 

不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。 

Ray of Hope〜傷ついた人こそ輝ける!

読んでくださるすべての方々に、前向きな生き方のヒントをお届けできるブログを目指しています。

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