固定された考え方が危険な理由

不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー、youです。 

本日もお越しいただき、ありがとうございます。 

朝晩だいぶ冷えるようになりましたね。

お変わりはありませんか?

季節の変わり目、引き続き健康管理にはご注意くださいね。

私も、ようやく冬物の洋服をクローゼットから引っ張り出し

本格的な寒い季節への準備を始めたところです。




では、今日の本題へ参りましょう。

今日のテーマは、

自分の価値観だけに引っ張られてはいけないという話。


人はそれぞれ、異なる世界地図を持っているという話を

以前したと思います。

それは、まさしく、「人の価値観」なのです。

「◯◯でなければならない」

「◯◯であるべきだ」

こういう考えは、誰もが持っていることですし

持っていることを否定する気は全くないのですが

その自分の価値観だけに引っ張られて

他人(もちろん、親御さんにとってはお子さんも)を

コントロールしてはいけないということです。


不登校やひきこもりの期間が長くなってしまうと

当事者であるお子さんも、親御さんも

ストレスを大きく感じるようになってしまいます。

私の場合もそうでしたが

「いつまでも怠けてるんじゃないよ!学校に行きなさい!」

そんな風によく言われたものです。

ただ、当の本人(私)は

学校へ行くことに大きな恐怖を感じていたし

どうせ行ってもクラスメートとうまくいかないはずだ

勉強なら自分でもできるし...

なぜこの恐怖心を抑えてまで学校へ行かなければならないのか

ということが全く理解ができなかったワケです。


いじめっ子がいても平気じゃない。

クラスメートと何も話せなくても、学校へ行けばそれでいいんだよ

外に出てこそ元気になれるんだよ。

果たして、不登校やひきこもりの状態になってしまった当事者にとって

その価値観は通用するでしょうか?


一方的な価値観の押し付けだったり

乗り越える努力をすることが正当という考え方は

非常に危険です。

それでうまくいく可能性も否定はできませんが

メンタルの状態がマイナスの場合(特に長期化してしまった場合)

無理に乗り越えようとすることで

悪化の一途をたどってしまう可能性が非常に高いのです。


まずは、本人がどうしたいのかをしっかり聞き出して

それに見合った対処をすることが求められます。

本人の希望や意見に従って

着実に行動計画を立て、ゆっくりでもいいので実践してみることをお勧めします。

「こうなってほしい」という希望よりも

「自分がどうなりたいのか」という意向を聞き出すことが

安全で確実な不登校やひきこもりに対する解決策だと私は考えます。

(決して甘やかして良いということではありませんので

 念のため追記しておきます。)





 学校生活や人間関係に傷つき 

不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために 

言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと 

教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして 

過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、

不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。  

Ray of Hope〜傷ついた人こそ輝ける!

読んでくださるすべての方々に、前向きな生き方のヒントをお届けできるブログを目指しています。

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