自分が知らない『自分自身』を見つけてあげよう
こんにちは、youです。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
1日更新が空いてしまいましたね。
なかなか発信したいことがあっても
物理的な時間が取れないのは非常に歯がゆい思いがします笑
心や言葉、コーチングの技術について
学んだことや実践していることをこれからもどんどん発信していきますので
引き続き、ご覧いただけると嬉しいです。
では、今日の本題へ。
『ジョハリの窓』をご存知ですか?
自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、
コミュニケーションにおける自己の公開と
コミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデル。
と定義されていますが
自分を分析するとき、自分では気づかない自分自身の姿が隠れている。
これをうまく利用して、人の強みや隠れている才能
さらには、目標の達成にも応用することができる考え方なのです。
不登校やひきこもりに悩んでいるお子さんの生き方発掘という点でも
この考え方は非常に使えると思ったので、シェアさせていただきます。
『ジョハリの窓』には、次の4つの窓(カテゴリー)に分かれています。
「開放の窓」 自分も他人も知っている自己
(たとえば、名前や年齢、どんな仕事をしているか、誕生日など)
「盲点の窓」 自分は気がついていないが、他人は知っている自己
(たとえば、やさしい、笑顔が素敵、気遣いができるなど、
他人から客観的に見える自分の姿)
「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自己
(たとえば、頑固だ、数学が苦手だ、ピーマンが嫌いなど、
自分で認識している自分の性質や性格)
「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自己
この考え方は、実際の親子の会話でも使うことができます。
不登校やひきこもりに悩むお子さんは
自己重要感が満たされていない場合がよく考えられます。
不登校やひきこもりの状態を少しでも改善していくために
自分自身が前を向いて生きていくためのレシピを与えていく必要があります。
そのために、この『ジョハリの窓』の考え方が有効なのです。
自分が知らない自分自身(特に長所ですね)
を引き出してあげられるのはお子さん自身ではなく、
親御さんをはじめとした周りの人でなければならないのです。
客観的に自分に気付ける人というのは、大人でもそうはいないものです。
そして、自分の長所を認識できた瞬間っていうのは
誰かから声をかけてもらった時ではないですか?
それと同じように
「あなたにはこんな素晴らしいところがある」
「昔、あなたと一緒に居て、こんなに素敵なことがあった」
「あなたの強みはこういうことなんだよ」
そんな言葉をかけてあげられれば、お子さんのセルフイメージは
どれだけ改善されるでしょう。
お子さんはひょっとしたらそっけない態度を取ってしまうかもしれませんが
そっけない態度の中にも、無意識の中では確実に変化が起こっています。
自己重要感が満たされるだけで、
人は前向きに物事を捉える力を湧き上がらせることができますし
未来の生き方にも確実に良い影響をもたらすことができるのです。
人は一人で生きていくことができないなんて
よく言われる言葉ではありますが
この言葉は、それぞれの人格を作り上げていく上でも
真実だと確信しています。
積極的に親子どうし関わり、認め、励ましあうことで
望ましい人格が完成されていくと思いますし
お子さんが望む生き方へと辿り着ける方法の一つではないかと
私は心の底から思うのです。
自信とは、自分で作ることが中々難しいものだと私は考えています。
自分が気づいていない自分自身を引き出してあげ、認めてあげることで
読んで字のごとく、『自分を信じられる人間』が作られていくと
私は強く信じています。
学校生活や人間関係に傷つき
不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために
言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと
教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして
過去の傷を癒し、生きる自信を身につける、
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘トレーナー。
合言葉は
「傷ついた人こそ輝ける」
「人生全てがギフト」
0コメント