嫌な記憶を上書きする方法
『心の宿題』を抱えるティーンズのための生き方発掘メンタルトレーナーyouです。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
では、早速今日の本題へ。
過去に起こった出来事というのは、
どんなことをしてもやり直すことはできません。
これはみなさんご周知のとおりです。
ただ、こんな考え方をしてみてはいかがでしょうか?
その記憶を、自分の思うように書き換えてしまおう。
今日は、五感を用いたワークをみなさんに紹介します。
難しい言葉で『サブモダリティの変換ワーク』とも言いますが
嫌だと思う出来事の記憶を
その人の情報(見えるものや聞こえるもの)をコントロールして
その記憶に対する感じ方を書き換えてしまうというワークです。
文章でどれだけ伝わるかはわかりませんが、以下の手順の通りにやってみてください。
ワーク〜サブモダリティの変換ワーク
(深刻になる必要はありません。軽い気持ちで行ってみてください。)
1.過去にあった、嫌な思いをした出来事を一つ、思い浮かべます。
2.目を閉じて、その時の状況を思い浮かべてみてください。
(何が見えたか、何が聞こえたか、どんな感じがしたかを鮮明に思い浮かべます。)
3.では、目に見えるものを『心のコントローラー』でいじってみましょう。
(見えている映像を静止画にしてみると?)
(見えている映像を左右上下にずらしてみると?)
(見えている映像にモザイクをかけてみると?)
(見えている映像を砂絵にしてみましょう。フーッと息を吹きかけるとどうなる?)
4.今度は、聞こえているものを『心のコントローラー』でいじってみましょう。
(聞こえている声を2倍速してみるとどうでしょう?)
(カラオケのボイスチェンジャー機能を使って、
聞こえている声を男声や女声に変えてみると?)
(聞こえている声をゲゲゲの鬼太郎の『目玉おやじ』に変えてみると?)
(👇聞こえている周りの声や音をこんな風に変換してみるとどうでしょう?)
5.では、目を開けて。思い浮かべてもらった記憶はどんな風に変わっていますか?
実際、このワークは一人で行うのはなかなか難しいので
二人一組でリードしてあげられる方が一緒にいるとやりやすいです。
それまで嫌な記憶として残っていた出来事が
実は大したことがなかったんだな!と軽い気持ちで捉えることができたり
胸の中に抱えていた重苦しい感覚が取れたりという効果があります。
ここで言いたいのは
実は、人間の記憶は、自分の選択次第でどのようにも変えられる
ということなのです。
ワークの中では、意図的に声かけをして、心のコントローラーで
見えていたものや聞こえていたものを調整していきましたが
このような訓練を続けていくと
自分が得た経験を前向きに捉えることができるようになったり
行動や生き方そのものに積極的になれたりします。
地面を這うだけの芋虫が美しい蝶になり
空高く舞い上がれるようになるかのように
見える世界が全く変わってしまったという方も多くいたりします。
こちらでも、また機会があれば、このようなワークを紹介していきたいと思います。
朝晩肌寒い毎日ですが
どうぞみなさま、お元気で!
学校生活や人間関係に傷つき
不登校、ひきこもりに陥ってしまったお子さんとそのご家族のために
言葉と考え方を変えるメンタルトレーニングと
教育業界で1000人以上の子どもたちと関わった経験を生かして
一人ひとりの『心の宿題』に寄り添い
過去の傷を癒し、生きる自信を身につける
不登校・ひきこもりティーンズの生き方発掘メンタルトレーナー
『心の家庭教師』
合言葉は
「傷ついた人こそ輝ける」
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